ひかりのおと

妊婦観察日誌改め、一児の母の探究日誌。生まれてきたぴかぴかの子どもと一緒に巡る旅の記録です。母子手帳の育児道からはかなり外れているようです。

生後八か月の授乳事情

毎日成長するぴかりんの要求に見合うおっぱいを出そうと、日々白米や小豆や煮付けや汁物をガンガン摂取する日々。


ぴかりんはミルクを飲ませると、マズ〜という顔を露骨にして、

哺乳瓶をバシっとはたいたりする投げ捨てるので、

西原式育児をしようとしているものにとってはかなりの辛い道のりがここから予想されるため、これはなんとかせねばと思っている所です。

 

7か月を過ぎ、8ヶ月に入ってから、授乳の要求がかなり激しくなってきました。

1時間おきくらいに欲しがったりして、こりゃもうあかん、無理だ...

となっていたのが数日前。

さらに酷暑が堪えました。

 

胃袋も筋肉なので、授乳の時間を空けたほうがちょこちょこ飲みをするよりも筋肉の発達を促し、グアッと飲んで意を満タンにできて授乳回数も減る。

というようなことを言われたのですが、

なにせ要求が激しい。

夜も明け方に近付くにつれ、おっぱいを加えて寝ている。(私は寝ているのか寝てないのかよくわからなくなることも)。

 

これはどうも1か月半実家にいて帰ってきたため、ナーバスになっているのもあるようですが摂取しては搾取され、摂取しては搾取される日々。

 

毎日2回献血しているようなものなので、これがあと一年半は続くとすると、そうとう気血を補わないと文字通り死ぬ、ということで、

「加味帰脾湯」という漢方を買ってきた。

結果、これはかなり良かった。即効性があり、いきなり元気になった。

血に直結した漢方で、おすすめされた意味が解りました。

しかし、ちょっと高いですなぁ~。


昔の人は2歳までオンリー母乳で布おむつに畑仕事に煮炊きして

更にあと5人くらい子どもがいた訳なので、尊敬しかありません。
強すぎる。

もはや、授乳と育児という名前の人体実験の場と化してきました。

 

こういうの楽しいよね。
どうやったら気血上げ上げで楽しく元気に面白おかしく生きていけるのでしょうか。
これを通り抜けた暁には、昔の人ばりの強いかあちゃんになれるに違いない。


#ぴかりんと一緒
#西原式育児
#授乳

#乳児湿疹

#生後8か月

 

生後八か月 その①

8ヶ月になったPちゃんこと、ぴかりん。

 

7か月の時に

アーンマ(ベンガル語でおかあさん。沖縄方言でもおかあさんらしい)

を皮切りに、はっぱ、おばば(おばあちゃん)おばー、ばー

などという言葉をたどたどしく発語するようになった!

 

実家に一か月半お世話になり、ばぁばとじぃじに

目に入れてもいたくないほどかわいがられ

実に3か月分くらいの情緒面での発達を見た。

私以外の人とでは1時間ももたなかったのに、

じぃじ、ばぁばだと2時間くらい余裕で機嫌よく遊んでくれ

さらには一緒に寝たりなんかもしていた。

こちらが驚愕だった。

 

私が父親とけんかしてめそめそ泣いていると

すごく心配そうな顔をして「まーま、まーま」と言ってくれた時のことは

生涯忘れないだろうと思う。

この子を不安にさせるようなことをしちゃだめだ、と思った。

 

そして、8ヶ月になったら、「まーま」は発語リストから消えた(笑)

 

今は、もっぱらおっぱい大爆発の時期だ。

おっぱいを欲しがる頻度が半端ない。

前までは3時間は授乳時間を空けようとひっしだっただが

実家で「かわいそうだ」と言われたのを皮切りに

授乳が頻繁になり、いまや1~1.5時間くらいずつ授乳している。

 

そして、一回の授乳時間がながくなっている。

乳首から話そうとすると、身体をのけぞって泣いて抵抗する。

おしゃぶりも、本当に眠い時にしかしない。

 

西原先生の本を読んで、もっとおしゃぶりを頻繁にさせたいが

これは彼女の中ではっきりとした境界線があるらしく

「絶対寝るときにしかない」

という強い意志を感じる。

 

夜も、かなり授乳の頻度が上がってきている。

というか、もう3時を過ぎると私も訳が分からなくなり

添い乳して寝落ち、のような状態になっている。

これはまずい、、、。

 

要求が過大になってきたら、外部から制限を加えるべし

とは、脳科学の先生が言っていたなぁ、、、と思う。

 

そして、かわいいことに、私にくっついて離れない。

朝など私の体にまとわりついて、まるで猫みたい。

身体の上に飛び乗ってきたり、頭をくっつけたり、ほっぺをくっつけたり

かと思えば、私のお腹に口をくっつけて

「ぶぅ~」と声を出したりしてる。

ほんとうにおもしろい子ちゃんで、かわい子ちゃんだ。

 

生後八か月その②に続く。



 

乳児湿疹その⑥ アロエベラの勝利

Pちゃんの乳児湿疹は、相当よくなった!

アロエベラを塗ってあげると、かゆいところが収まるようで

この1か月、ずーっと塗ってあげていたのが功を奏した。

 

更に、私も

干物・乳製品(もともととってなかったけど、たまにごく微量の乳製品を含むお菓子などを食べてしまっていた)をやめ

卵や小麦粉を少なめにしていた。

 

いまや、つるつるのぴかぴかの笑顔を見せてくれる。

 

まもなく8ヶ月になる。

離乳食は一切与えていない。(たまにアロエベラジュースの飲み残しの数滴を飲みたがるので、舌の先にのせてあげることはある)

できるだけ冷やさないようにしている。

母の、夏用のアームカバーを塗ってレッグを-マートアームカバーに仕立てた。

 

あとは、眠い時、おっぱいがほしくて我慢がならない時に

ひじの内側、ふとももをかきむしる癖だけまだ抜けない。

これはかゆいのとはちょっと違った要素も感じるが

これが治ったら、名実ともに

ステロイドも使わず、石鹸で洗うこともない

とりあえず、外部からはなにもしないことによって治ったということになる。

 

あとちょっと!!

 

#乳児湿疹

自然派育児

#西原式育児

乳児湿疹その⑤ 西原式育児との出会い

Pちゃんの湿疹は、刻々と良くなり

顔はいまやつるぴか肌が見えてきた!

 

まだ、身体は少しカイカイが残っていて

手や足の関節などを服を脱がせるときにかゆがって掻くけれど

いちばんヒドかった、顔の赤みと湿疹には終わりが見えてきて

顔をスリスリしてもとってもやわらかい肌に触れることができるようになってきた。

本当に嬉しい!!!!

 

アロエベラジュースとアロエベラはかなり効いていると思うけれど

もうひとつ、これは効果があるように感じられることがあったので、

それを今回はちょっと書いていきましょう!

 

2週間くらい前にある方が偶然メンションしたのをきっかけに

「西原式育児」に出会った。

 

詳しい説明は省くけれど

★離乳食は歯が生えそろう2歳半くらいから、それまでは母乳やミルク

★あおむけ寝、おしゃぶりで口呼吸を防ぐ

★温めて育てる

という結構衝撃的なもの。

だって、離乳食は5ヶ月から、薄着であれば薄着で在るほどいいが浸透しているわけですから。

ただ、ものすごく信頼できる方から、離乳食は2歳から、早くても1歳は母乳(ミルク)で、と聞いていたこともあり、
ん!どうも符合するなぁと思いながら、西原先生の本やサイトを色々見た結果、

 

こりゃぁ、腰を据えてやらないといけないと思うくらい納得した訳です。

そして、その中に

母親が食べるものによって、母乳に菌が混ざる(冷たいものや辛い物などの香辛料はNG、干物もよくないetc)

というくだりがありまして、

もしかするとPちゃんの湿疹が一進一退を繰り返すのは

胎毒もあるけれど

私の食物がかなり影響しているのではないだろうか、という疑念が頭をよぎりました。

 

そこで、現在実家にいるので、家事を母がやってくれているため、お願いをして卵や干物、小麦などのアレルギー的な要素のあるものをできるだけ排除するようにした。

 

そして、薄着信仰をあらためて、なるべくPちゃんの体をひやさないように、

レッグウォーマーなどを導入。

 

できるだけ寝かしつけの時にあお向けにして、おしゃぶりを導入(おしゃぶりを導入したことで、かなり寝つきが良くなるという福利が!!)。

 

上記をやり出したら、なかなかこれが、効果が加速的に出ているような感覚があるわけです。

 

もしかすると、、、、

私の食べ物かなり影響あるんじゃないかなあ!

いや、かなりあるぞ!

 

これから引き続き検証していきたいと思います。

 

#乳児湿疹

自然派育児

#西原式育児

乳児湿疹その④ アロエベラジュース

あれから月日は流れ、、、

Pちゃんの湿疹は一進一退を繰り返したものの

ここ2週間くらいでグッと良くなってきた。

 

その間に不思議な出来事があった。

私がむすめととある(極小)デパートに行った際に

パウダーミキサーの実演販売のおじさんに呼び止められ

普通だったら通り過ぎてしまうのになぜか足を止めて

話を聞くと

そのおじさん、ものすごいアトピーだったらしく(今も傍目でわかるくらい)

娘の顔をみるなり、共感の波が押し寄せたらしくて

色々と、実演販売しながら小アドバイスを挟んでくる。

(それも販売テクニックなのかもしれませんし、まんまと乗せられたのかもしれませんが)

その際、「うちにアロエある?アロエをぬってあげるといいよ」と。

 

その後、ミキサーは買わずに(というか、高すぎて買えずに。

とっても良いパウダーミキサーだった。)立ち去り

調べてみると、アロエはよさそうだなぁという結論に至った。

 

家にちいさなアロエベラの鉢植えがあったので

ためしに、足の裏辺りに塗って翌日、特にひどくなることもなく

悪くはなっていないとわかったので、顔に少しだけちょんちょんとつけてみた。

 

そうこうしているうちに一時実家に帰ることになり

実家で何の気なしにアマゾンを見ていると

『なぜ、アロエベラで育った子は奇跡を起こすのか』という本が目に入って

何故か買ってしまった(ふだん、こういう衝動買いはしない)。

その本がすごかったのだ。。。

 

なんでも、妊娠中からアロエベラを取っている子は全然輝きが違う、と。

アロエベラジュースを飲んだおかあさんの母乳も違うんだ、という。

半信半疑ではあるが、アロエベラジュースでもしよくなるのなら、と

ネットで注文して、翌日から飲み始め、4日ほど経つと

なんと、Pちゃんの湿疹はどんどん良くなってきたのである。

 

さらに、それと前後して

顔にアロエベラを本格的に塗ろうとした最初の日

Pちゃんは、はじめてみる歓喜の顔をし、目をキラキラさせて

そのアロエベラをなめようと私の手を執拗に口に含もうとしたのだ。

 

その瞬間に

「あぁ、あの本はPちゃんが私に読め、と言ったのだな」

とわかった。

そしてなんなら、あの実演販売のおじさんの前で

足を止めさせたのもあの子だな、と。(考えすぎと言われてもいいんです)。

 

必要なものがわかっているとしか思えないほどの

目の輝きと、実際の湿疹の変化。

 

これは、Pちゃんだけに当てはまるのかもしれないし

もしかするともっと広範の、湿疹で苦しんでいる子にも当てはまるのかもしれない。

何とも言えないけれど

アロエベラジュースはとにかく3か月飲み続けて体調の変化を見よ

とのことだったので、続けて様子を見てまた報告します。

 

#乳児湿疹

自然派育児

アロエベラ

癒やし手としての子ども

むすめが来てから、

私の中で大きな変化がはじまっている。

すべての出来事が連鎖的に繋がっていくような

心の深い所で高揚感がある。

 

踊りでつかっていたたくさんあったCDを

ふたたび今かけながら

むすめと二人で、身体を転がしたり、止まったり、

手をひらひらさせたり、足をばたばたさせたりしながら

この小さな体から発せられる爆発的なエネルギーとその

太古の匂いというのか、なんというか詩的なもの、

その深さを感じて

人間て豊かなんだなぁ、としみじみと感じ入って

胸がギューッとなって、クーっとなって

なんだかすごく嬉しい。

 

そして、

あぁ、あの舞踏(わたしは10年ほど舞踏手をしていて、

障がいのある方と踊る会の補佐もしていた)の場は

明らかに深く明るい人間育ての場だったのだと

心から納得して、その時間の自分と先生に感謝をした。

なんてすてきな時間だったのだろう!

いま、むすめにその時間を今度は私がプレゼントしたい。

 

....この場合、あの赤ちゃんはひとりの癒やし手(ヒーラ)だったのではないだろうか。

この出来事は(いらいらした女性が、赤ちゃんを見るなりその母親の隣で優しくうっとりした口調で話しかけている光景)

ほんの小さな一例に過ぎないが、子どもにも癒し、変容し、道を指し示す力があるということについて、

なにか深いものが現れていたように感じられた。

 

彼(ユング)の見出した子どもは、

幼稚であると同時に神聖であり

傷つきやすいと同時に不壊なるものであり、

未熟であると同時に賢明な存在である。

「子ども」は見捨てられ危険にさらされているが、

それと同時に神のごとく力強い。

はじめは取るに足らない危うい存在だが、最後には勝利する。

人間の内なる「永遠の子ども」は、

言い表しようもない経験や不調和や欠点の寄せ集めでありながら

神の特権を有しており

計り知れない力を持って

人格の究極の価値や無価値を決定している。

(光を放つ子供たちp112)

 

むすめからたくさんのことを学んでいる。

それは、誰もが持っている、とっても豊かで力強い

なにかだ。

 

大人たちは幼い子どもから学ぶだろう。

幼い子どもの心は純真であり、それゆえ大いなる精霊(グレートスピリット)は

歳を取とった者たちが取り逃がすことを、子どもにたくさん教えてくれるからだ。

―ブラック・エルク

 

 

 

乳児湿疹、その③ 自分で治癒できるポテンシャルを十分に持った、たくましい存在

あれから20日弱再びとあるクリニックへ。

 

むすめの湿疹は、一進一退で

掻いてしまって組織液が出てはかさぶたになってはがれて

また掻いて、、、の繰り返しで

正直、そこまでよくはなっていない。

 

しかし、悪くはなっていない。

少しだけつるっとしてきた部分もある。

 

ということで、どんな診療が下るか。

 

木酢液がむすめさんにはよさそうですね」

木酢液、、、木酢酸なら知ってますが、、、

その何の成分がどういうふうに効くんでしょうか?」

「いやわかりません。昔からよく使っているから。

匂いが気にならなければお風呂におちょこ一杯くらいで充分ですから」

 

・・・よくわからない( ;∀;)

 

とはいえ、この先生、只者ではないので、

直観で観て診断しているらしきことが伝わって来る。

 

あまり詳細を聞ける雰囲気でもなく

また、機械で光を当てられて、終了。

 

痒くて可哀そうだな、搔いちゃって血が出たらまた可哀そうだな

写真を撮った時に、かわいいはずのお顔が

かさかさのかさぶただらけの顔に映るのも可哀そうだな、、、

とは思うけれど

本人が元気に泣き、よくおっぱい飲み

順調に成長しているので

わたしたちもこの状態になれてきており

もうちょっとがんばるか、という気持ちになってきた。

 

帰ってきてから木酢液について調べると

かなり昔から、いろんなふうに使われてきたようで

それこそ

「木のエキス」といった感じで、アトピーにも水虫にも湿疹にも効く、

とのこと。

しかし、お役所がそれに対して「発がん性物質がある」等々の

レッテルを張ったおかげで、(一部に粗悪品が在ることは確からしい)

木酢酸は大迷惑といった具合のようだ。

 

ネットでよさそうな(少し他よりも高かった)ものを選んで買った。

 

なんだか、よさそうじゃないか。

試してみるぞ!という気概がまた湧いてきた。

 

私の中でむすめが

乳幼児は「なにもできない助けが必要な存在」から

「自分で治癒できるポテンシャルを十分に持った、たくましい存在」

に変化していることにいやおうなく気づく。

 

これに気付かせるための乳児湿疹じゃないのかな、という気持ちになってきた。

 

あとすこーし!

 

がんばれ、Pちゃん。