ひかりのおと

妊婦観察日誌改め、一児の母の探究日誌。生まれてきたぴかぴかの子どもと一緒に巡る旅の記録です。母子手帳の育児道からはかなり外れているようです。

「まま」という言葉

ぴかりんが私を呼ぶときは

「まま」

である。

 

「ママ」ではなくて、「まま」。

発語の仕方が「ママ」みたいに直接的ではなくて

まるっこいのです。

やわらかくて、言いなれていない

たどたどしいけれど、意図をもって発言された

「まま」。

その言葉に私はめっぽう弱い。

 

「ママ」なんてちょっと甘ったるすぎてやだ~

とかなんとか発言していた自分であるのに・・・^^;

 

今朝も4時起きのぴかりんの相手をして、

5時にやっと再入眠してくれ、私はふらふら。

7時前にまた起きて、箪笥につかまって立ち

伝い歩きをしようとしているぴかりんを横目に見ながら

眠すぎて布団に突っ伏していたら

クルッと振り返ってじッと私を見て

まま

と言った。

 

その

「まま」

は私をバっと起き上がらせる力があるのである。

 

何故だか知らないけれど

ものすごく心に響いてくるのである!

 

人がこんなふうに人生で一度でも呼ばれたら

ままは、ままとして生きることを

甘んじて受け入れてしまう

そんな「まま」という発語の持つ力を

ありありと感じた朝でした。

 

ぴかりんと小玉スイカ