ひかりのおと

妊婦観察日誌改め、一児の母の探究日誌。生まれてきたぴかぴかの子どもと一緒に巡る旅の記録です。母子手帳の育児道からはかなり外れているようです。

おんぶ記念日

むすめのひかりの首が完全に座った!

ということで

念願のおんぶに挑戦しました。

 

背負うのがちょっと大変だったけど

やってみたら、以外にも何の抵抗もなく

なんなら、結構楽しそうにおぶさっていて

すぐに寝てしまった。

 

私は両手があいて、家事がサクサクできた!

 

今は「抱っこ紐」なるものが輸入されて

みんな前抱きで抱っこしているけれど、

むかしの日本人はみんなおんぶだったらしい。

私もおぶさった経験多数。

おんぶになると、同じ目線になるんだね。

 

仕事からかえってきただんなさんが後ろから撮ってくれてけれど

まだまだ赤ちゃんだな...と思えるフォルム。

とってもかわいい寝姿でした。

 

 

創造は楽しむこと。

昨日は、皮膚科のほかに、自然派(この言い方もなんだかおかしいけど)

のお医者さんのところに三か月検診にも行ったので

一日がかりだった。

 

そのせいか?

今日のむすめは私から離れるとひとしきり泣く。

それもすごくかなしそうに泣く。

更に放っておくと、怒って泣く。

それに対応して一日が終わった。。。

 

私の疲れや日々の色々な出来事がかさなって

ここのところ、生活リズムがすこし崩れてしまったんだなぁ、、、

あぁ、ごめんよ、おかあさんのせいだ、、、

と、自分責めをはじめたくなるのをグッとこらえる。

 

そうそう、昨日、検診をしてもらったら

「首が完全に座りましたね」と言われました。

 

最近は、私の体の上で腹ばいになったり

音楽に合わせて動いたり

身体に乗せてヨガをしたりできるようになって

わたしはその時間がものすごい好きで、

これをずっとやっていたいなぁと思う。

 

ハコがほしいなぁ!

と最近思うようになった。

そこで、いろいろなことが発展していくだろうと思う。

きのうは

あんみつやさんやろうかなぁ...と考えていた。

(あんみつや、というハコがあることが大事。)

 

むすめと時間を共有するようになって

むすめと一緒に何ができるか、を考えるようになった。

 

それは、一人のときと比べて、身動きのとりづらさはあるけれど

各段にゆたかな創造を含んでいるように思う。

でも、すぐに

どうやってそれを実現するの?

お金もないのに?

もっとよく考えないと。

そういう声が訪れてくる。

 

そういうマーヤを一個一個排除していくのは結構大変で

だから、これからはそれをしのぐ

「楽しいこと」

で埋め尽くしていくしかない。

 

楽しんで創造していくことに邁進するのだ!!

乳児湿疹、その②

あれから。

「良い」と言われる石鹸を試しながら

できるだけ何も塗らない

という方向性でやってきた。

(本当は、石鹸も使わない方が良かった)

 

一週間前くらい、夜「痒い!!!」といわんばかりに

まだぎこちない五指が顔をかきむしろうとするむすめの小さな手を

必死で押さえながら、どうにかこうにか夜をやり過ごす日々が何日かあった。

 

眠れなくて可哀そうすぎる!!!!

と思いながら、

私も眠くてもうろうとする意識をなんとか保ちながら

眠いのに眠れないで泣くむすめがホントに可哀そうでならなかった。

 

あああー!もういっそ保湿剤塗ろうか!

と何度も思ったがグッとこらえた。

 

そこからだんだん顔にかさぶたが増えてきた。

痒いので、私に顔をこすりつけるため

顔中が服の繊維で真っ黒になってみるも無残。

地域の子育て支援センターに連れていくも

まわりから敬遠されるような目。

 

うぅ。。。

これで本当に合っているのだろうか。。。

という思いがよぎる。

 

顔は相変わらず真っ黒で、カサカサで、組織液が漏れたり

かさぶたがあったりして

本当にかわいそうだが

(組織液が漏れると最悪栄養失調になる恐れがあるらしく

おろおろした。ガーゼを貼る方法があるらしいが、娘には貼りつかなかったし

すぐに顔をこすりつけるので取れてしまった)

本人は、日に日に痒さが引いていくようではあって

夜も少しずつちゃんと眠れる日々になっていった。

 

そんなこんなをしていたある日

友人から、とある皮膚科を紹介された。

信頼のおける友人で、

私も以前そこを散歩がてら教えてもらっていたので

渡りに船

ということで、

だんなさんが休みの日に連れて行ってもらうことにした。

 

先生は見るなり

「カンジタかもしれないなぁ」と

シャーレに一部の皮膚を載せて、おもむろに顕微鏡をのぞきだした。

「うーん、菌はいないようだなぁ」

 

それから、

「もしかすると、日光不足かもしれない」

とおっしゃった。

 

ガーーーーン。

 

赤ん坊の皮膚は薄いから直射日光ダメ!

というどこかの誰かの言葉が頭にこびりつき

なるべく直射日光を避けていたので

それには思い当たる節があった。

 

それはそうだよなぁ。

日に当たることで、私たちはビタミンDを生産するわけだし

日光には当たった方がいいよなぁ。。。

 

それから、お風呂で石鹸で洗いすぎると

必要な油分がなくなってしまう、とのこと。

 

やはり。。。

 

以前皮膚科に行く前は、

そうと思っいて、お湯でオフするだけにしていたのに

皮膚科の先生に「大人と同じ汗腺があるんだから、頭のてっぺんから足先まで

ちゃんと石鹸で洗ってください」

と言われたので、そうしてしまっていたのだった。。。

 

兎に角、わたしたちはやりすぎているんだな、と改めて感じた。

 

洗いすぎ

保護しすぎ

やってあげすぎ。

 

それが、子どもを弱くしているのだとしたら

かなしすぎる。

 

しかし、こちらの先生

無駄なことは全然言わないけれど

ちゃんと見てくれているのが伝わって来る。

 

「これが全部治るのは、年内位という長い目でみてくださいね」

とおっしゃり

「また、一か月後に来てください。これるようならもっと早く来て」

と仰った。

 

私たちは、自分たちの考えていた方向性で

大丈夫だったのだ

という安堵感を得て

そして、

まだ顔は痛々しいけれど、

希望の光がちゃんとあることを確認して

元気に泣くむすめの顔を見ながら、クリニックを後にしたのだった。

 

③に続く。

 

#乳児湿疹

#自然派育児

 

乳児湿疹、その①

むすめが乳児湿疹になった。

 

なんとまあ、痛々しいこと。。。

顔は真っ赤になり、熱を帯び、皮は剥け

自分の爪で引っ掻いて血だらけ。

 

私はせっせと良いと思われる保湿剤やワセリンを塗り

経過を見るも、なかなかよくならない。

両親は心配して、皮膚科に行ったほうがいいと言う。

 

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私も状態の悪化に伴って、だんだんと

自己判断で取り返しのつかないことになったらどうしよう!

アトピーになったら⁉︎

アレルギーだったら...⁉︎

、、、気持ちがワサワサする。

 

何人もの詳しそうな人に聞くも、

皮膚科で少量のステロイドを処方されてよくなったとか

ステロイドをおすすめすると言われた。

一人だけ、「毒を出しているから、出し切るまで耐えた。数ヶ月かかったが良くなった」という人がいたものの

「放っておくとアレルギーになったり、強いステロイドじゃないと治らなくなる」

と言うアドバイスにアドバイスに恐れ慄いて

だんなさんにお願いして、昨日皮膚科を受診。

 

案の定、まだアレルギーかどうかは月齢が小さすぎて分からないものの

保湿剤と弱いステロイドの混ざった軟膏を処方された。

お風呂で石鹸でよく身体中を洗い、頭から爪先までこれを塗れ、という。

良くならなければ、さらに強いステロイドになりますよ、と。

 

ステロイドかぁ....

重い心を引き摺りながら帰る。

お風呂に入ったらつけるのかなぁ、、、と思いつつ

以前肌が荒れたときに塗って良くなった

少々お高いクリームを、だんなさんのお母さんに分けていただき

一縷の望みをかけてそれを塗りながら

ぼんやりとむすめの顔を見る。

 

、、、、やっぱり、モヤモヤする。

 

夜、だんなさんともう一度話をする。

だんなさんは自分の意見を優しく言うタイプなんだが、このときこんなふうに言った。

 

「俺はね、せっかくいま、胎児の時に溜まっていたものを出している段階なんだから

ステロイドで抑えるんじゃなくて

出してあげたほうがいいんじゃないかなぁ、と思うんだ、あくまで俺はね」

 

わーたーしーもーそー思う(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

こういうふうに、自分の意見をきっぱり述べるのでもなく

自分はこう思うんだけどね、あとはあなたが思う通りで全然いいんだよ、

という言い方にいつも救われる。

そして、いちいち納得できるコメントをしてくれるんだよな。。。

 

思い返して、本間先生の本のページを捲る。

そこには

ステロイドと保湿剤の混ざった軟膏を出されるパターンが多いが

実はそれが一番乳児湿疹の治りを妨げる」と言う様な事が書かれてあった。

 

ビーン、、、その処方、、、ビンゴだ....

 

「出せる」力があるのだから

出し切らせてあげるのが良い、という。

そして、自分で治る力を妨げるようなものは極力使わない方がいい

(保湿剤も)とある。

 

わたしたちは話し合って

ステロイドは塗らない、

何かやってあげるのをひとまず我慢して

むすめの自己治癒力を信じてみようということにした。

 

これが結構つらいのだ。。。

なにかやってあげられる方がよっぽど楽。

 

乳児湿疹その②に続く。

 

#乳児湿疹

#自然派育児

 

父というもの

だんなさんの出張に伴い、実家に一週間と少し滞在した。

 

出産2週間後、一か月後、そして今回は3回目の滞在になるけれど、

ひかりさんが、ようやく人間らしく(うまい言い方が見つからないが

前2回は、首もぐらぐら、赤ちゃんの声もまだまだ小さく

表情もそこまでなく、訴えかけも少なかった)なってきて

顔も目や表情がはっきりして、

それを見た両親の可愛がり方は

こちらの想像をはるかに超えるもので、正直驚いた。

ほんとうに心底「かわいい」と思って接してくれているのがわかった。

 

ひーちゃんのほっぺの湿疹を見た父なんて

「かわいそうだなぁ」と涙を流さんばかりで

足が冷えないように湯たんぽを作り

温度を測りながらお風呂を用意し

私が疲れすぎて灰になっているときは

あやして寝てしまったひーちゃんを離すタイミングがわからず

ずーっと腕に抱いていた。

 

だんなさんの出張がひと段落し

家にもどり、夜寝ていると、ものすごい夢を見た。

(あまりに衝撃的だったので、4時に起きてこれを書いている)

 

私は何かの学校のような、あるいは職場のような場所にいて

何かの拍子に、ある欧米の長髪の男性を殺してしまうのだ。

アクシデントのような形ではあるけれど

あきらかに私が罪に問われるものであり

 

どうしていいかわからず

たしか私は凶器を隠し、物的証拠のないようにして

普通の顔で周囲の人に接する。

こころにものすごい重い石を抱えながら

告白もできず、毎日食欲もなく、どうしていいかわからないまま

時間が過ぎ、日に日に辛くなる。

しかし、

あるとき、職場のような学校のようなところに

警察から電話が入り、私は職場の人に呼び出され

「今日、警察が来るようなので、その際同席してください」

といわれるのだ。

 

「終わった.....

もう正直に言おう。

この重荷を抱えながら生きるのは無理だ...」

そう心のどこかで思うも、必死に逃げ道がないかを考えている自分がいる。

「だめだ...なんて言おう。

なんとか逃れる術はないのか。

みんなになんて思われるだろう。」

 

 

そうこうしている内に警察が来たことが分かった。

 

 

顔を上げると、、、

 

そこには手錠をした父の姿と、付き添う母の姿が在った。

一瞬よく分からず、

「なんで父がいるの?え?え?」と思いながら

顔には出さず

促された通り部屋に入った。

 

父は平然として、手錠をして、「わたしがやりました」

という顔をしてこちらを見ている。

離れて暮らしているのだから、父がやるわけないのに。

 

 

そのときわたしは電撃的に察した。

 

あぁ、、、このようだったのだ。

父にとっては、私の代わりに刑務所に入ることなど

訳のないことなのだ。

このようにして、私を今まで守ろうしてきたのだ。

そして、そうしてきてくれたのだ、と。

 

たくさんの人がそうであるように

親とはたくさんの軋轢が在って

この年までかなりたくさん大変な思いをした。

親も相当大変だったと思う。

 

わたしの生きる方向性と、親の生きてほしい方向性は真逆に等しく

たくさん心配されたし、それをうっとうしいと感じたし

どうしてわかってくれないのだ!!と憤慨した。

 

けれども、親というのは、父というのはそういうものであるのだ。

その背後に、掛値のないどうしようもないほどの大きすぎる愛が在って

それを、人間の価値観のああだこうだがあるので

わたしたちは感じ取ることができないでいるけれど

そういうものなのだ。

いまも昔もこれからもそういうものなのだ。

 

 

わたしはベッドの中で泣きながら神様の恩寵に感謝した。

(いまも書きながらボロボロ泣いている)

 

 

 

 

 

 

ねんねをトレーニングする。

むすめのPちゃんがねんねトレーニングを始めた。

毎日のスケジュールをある程度決めて

取り組んでいる。

 

とある本で、赤ちゃんのサイクルが90分であることを知った。

脳神経の専門家で、自分の子どもの寝かしつけに苦労した経験で、

観察していたら、目覚めから眠くなるまでには90分のサイクルがあることを発見したという。

それが一番自然に赤ちゃんが入眠するサイクルだというので

機械的にスケジュールを組むのではなくて

このサイクルを意識するようにした。

 

結果、、、

確かに90分サイクルが見て取れる!

そして

レーニングして1日目にして

はかばかしい成果が!!

 

まだ2か月目なのに

少しグズったのち、自分で入眠している。

その姿の健気さ、可愛いさ😭

 

次から内容について少し触れて行きます。

眠くてここから書けません😭

 

#ねんねトレーニン

#ネントレ

 

むすめが生まれて2か月。無心な小さな完全体。

むすめが生まれて今日で2か月。

機嫌が良いと無心にはなしかけてくれる。

無心に泣き、

無心におっぱいにかじりつき、

無心に寝返りにトライし(これは今日発覚した)

無心に寝る。

ひたすら無心ですごしている様子を見ると

ひたすらに今をいきているその様が

尊すぎて涙が出てくる。

 

しかし、顔が乾燥でかっさかさなのだ。

顔だけでなく、耳も!

あまりにかさかさでかわいそうなので

色々と試して様子を見ている。

友人が送ってくれたカレンデュラオイル、

馬油、MCTオイル。

どれも朝になるとかっさかさだ。

 

今、センシティブシールドという、

最上級のワセリンを注文しているところなのだが、

だんなさんのお母さん(つまり、ばあば)の所にいったら

1万円のクリームを分けてくれ、これで様子を見てみてと言われた。

 

今、生まれてすぐに産湯につけるのではなく

数日間胎脂がついた状態にしておく(ドライテクニックと言うらしい)

方法もあるようで、それはおそらく有効だろうなぁと思う。

とにかく、赤ちゃんの皮膚は未熟なのだ。

 

すべてが未熟とされるのに

しかし、この完成感。

付け加えるところも差し引くところもない。

みんな、そのままで完全で生まれてきたんだな、と

思わざるを得ない。

そもそもが比べる必要などない。

大人が「教える」ことなどあるんだろうか?

この子たちは、未熟なのだろうか?

たましい、という観点から見たら

どっちがどうなのかわからない。

 

この子が差し出してくれるものを

素直に観られる目をもちながら

接していきたいと、あらためて思うのだ。