ひかりのおと

妊婦観察日誌改め、一児の母の探究日誌。生まれてきたぴかぴかの子どもと一緒に巡る旅の記録です。母子手帳の育児道からはかなり外れているようです。

乳児湿疹、その①

むすめが乳児湿疹になった。

 

なんとまあ、痛々しいこと。。。

顔は真っ赤になり、熱を帯び、皮は剥け

自分の爪で引っ掻いて血だらけ。

 

私はせっせと良いと思われる保湿剤やワセリンを塗り

経過を見るも、なかなかよくならない。

両親は心配して、皮膚科に行ったほうがいいと言う。

 

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私も状態の悪化に伴って、だんだんと

自己判断で取り返しのつかないことになったらどうしよう!

アトピーになったら⁉︎

アレルギーだったら...⁉︎

、、、気持ちがワサワサする。

 

何人もの詳しそうな人に聞くも、

皮膚科で少量のステロイドを処方されてよくなったとか

ステロイドをおすすめすると言われた。

一人だけ、「毒を出しているから、出し切るまで耐えた。数ヶ月かかったが良くなった」という人がいたものの

「放っておくとアレルギーになったり、強いステロイドじゃないと治らなくなる」

と言うアドバイスにアドバイスに恐れ慄いて

だんなさんにお願いして、昨日皮膚科を受診。

 

案の定、まだアレルギーかどうかは月齢が小さすぎて分からないものの

保湿剤と弱いステロイドの混ざった軟膏を処方された。

お風呂で石鹸でよく身体中を洗い、頭から爪先までこれを塗れ、という。

良くならなければ、さらに強いステロイドになりますよ、と。

 

ステロイドかぁ....

重い心を引き摺りながら帰る。

お風呂に入ったらつけるのかなぁ、、、と思いつつ

以前肌が荒れたときに塗って良くなった

少々お高いクリームを、だんなさんのお母さんに分けていただき

一縷の望みをかけてそれを塗りながら

ぼんやりとむすめの顔を見る。

 

、、、、やっぱり、モヤモヤする。

 

夜、だんなさんともう一度話をする。

だんなさんは自分の意見を優しく言うタイプなんだが、このときこんなふうに言った。

 

「俺はね、せっかくいま、胎児の時に溜まっていたものを出している段階なんだから

ステロイドで抑えるんじゃなくて

出してあげたほうがいいんじゃないかなぁ、と思うんだ、あくまで俺はね」

 

わーたーしーもーそー思う(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

こういうふうに、自分の意見をきっぱり述べるのでもなく

自分はこう思うんだけどね、あとはあなたが思う通りで全然いいんだよ、

という言い方にいつも救われる。

そして、いちいち納得できるコメントをしてくれるんだよな。。。

 

思い返して、本間先生の本のページを捲る。

そこには

ステロイドと保湿剤の混ざった軟膏を出されるパターンが多いが

実はそれが一番乳児湿疹の治りを妨げる」と言う様な事が書かれてあった。

 

ビーン、、、その処方、、、ビンゴだ....

 

「出せる」力があるのだから

出し切らせてあげるのが良い、という。

そして、自分で治る力を妨げるようなものは極力使わない方がいい

(保湿剤も)とある。

 

わたしたちは話し合って

ステロイドは塗らない、

何かやってあげるのをひとまず我慢して

むすめの自己治癒力を信じてみようということにした。

 

これが結構つらいのだ。。。

なにかやってあげられる方がよっぽど楽。

 

乳児湿疹その②に続く。

 

#乳児湿疹

#自然派育児