日本語と英語でいったら
日本語の方があらゆる面ですごいと思うんだけど
でも英語の方がしっくりくるときがあって
それはいったい何だろう、
たぶん、私自身の感覚がだいぶ欧米よりになっていることとも
関係していると思うんだけど、
今日はembraceという言葉がしっくり来たことがあった。
「抱きしめる」とか「擁する」と言う意味で
日本語ではあんまり「抱きしめる」って言わないもんね。
何を「抱きしめる」のがしっくり来たかというと
それは、悪感情、
もっと言うと、自分の中の見たくないもの、嫌な思い、不快感
疎外感、罪悪感、劣等感、その他もろもろを含めて
悪感情
感情に善悪を付けているのは自分の思考であって
習慣であって、観念だから
それを排除する必要はないということが腑に落ち
だからと言ってすぐにできるわけじゃないんだけど
繰り返し繰り返しそれに出会ったときに
「これは排除すべきものではない」という風に思うことによって
たぶん
ひとつ上の視点に立てるんだと思う。
同じ地平から見ていたら目を背けたいものでも
一個上の地平から見たら、いずれの光景も愛すべきものである
ということなんだろうと思う。
これらを忌避する必要はなくて
もっというと全肯定すればよくて
そこには愛しかない視点が在るのだと思う。