ひかりのおと

妊婦観察日誌改め、一児の母の探究日誌。生まれてきたぴかぴかの子どもと一緒に巡る旅の記録です。母子手帳の育児道からはかなり外れているようです。

よくわからなかった言葉の意味

妊娠中で体調の波がはげしくて
物事が全然うまくいかなくて、
あーもう何やってるんだろう!
全然ダメだ〜焦りMAX!!
ってなっていた。

気分がわるい。
焦りと不安。

これって、マーヤではあるけれども
どうやって手放したらいいんだっけ?

「手放す」
このよく聞くもののその実態のわからない言葉よ。

不安は 手放す
過去のトラウマは 手放す
望んだら 手放す

手放すってわかりそうでわからん言葉やな
耳触りはいいけど
と思っていた。。。

が。

急にわかった。

どうしようもない状態でも、
背筋を伸ばして座るくらいはできるようになっていて
深呼吸をしてみる。
いっこいっこ体を確認してくと
徐々にズレていた自分が自分に戻っていった。
(下っ腹にだけは依然意識は通りません)

自分がピタっと自分に重なると
ストンと憑き物がおちたみたいになって

あ〜!
そういうことか!!!

手放すっていうのは
正確にいうと、手放した状態というのは、、、
前でもなく後でもなく、真ん中にストンといることなんだ!
過去でも未来でもなく、真ん中の今。
思考があるとけっして真ん中にこない。
真ん中にストンとはまっていれば、
すべてどーでもよくなる。

要するに、どうでもいいってことなんだな〜と思って
ニヤニヤしてしまった!!!

てか、こんなことだったのか!
手放す手放す、言い過ぎや!!

と思うけど
意味を確かめるように、ゆっくり真ん中に居続けながら歩いてみる。
いつでも戻れかな、ここに。
そう自分に問いかけながら歩く、電車に乗る、座る、食べる。
いつでもここに居たいな。

言葉の意味がパーン!
とわかるときはすごくすごく嬉しい。
ずっと考えるともなしに考えていて、
あるときハタとその意味に気づく快感。

手放すの先に
「明け渡す」がありそうな気がする。


妊娠中で体調の波がはげしくて
精神的にアップダウンするからつらいんだけど
つらいと明るさがよく見えて
それはそれでよかったなと思える。