ニコッと微笑むようになった。
それが単なる反応なのかはわからないけど、
されたほうはとても嬉しくて飛び上がりたくなる微笑。
父と母も、この無垢な存在の前には微笑まざるを得なくて
名残惜しそうにさよならをする。
みんなが出来る限りの手を差し伸べる。
この小さな存在のパワーはすごいのだ。
圧倒的な無垢。
「もうひとつの共和国」
これは、私が2006年に観た舞台の名前だ。
この言葉が今朝がた早く私の中に舞い降りてきた。
無垢な存在がそのまま在ることを許されて
それがまたとても美しかった。
私はそのような共同体がつくりたい。
小さくても良い。
小さくてもきらきらと光る瞬間を
織り集めたような
そして、そこで人も動物もともに無垢に在る。
神に向かう。
愛で繋がる。
そのような共同体とそのようなものが培養される場所で
私は子育てをしたいと思う。
もっともっと思い描いていこう。
そして、それが実現されることをわたしは知っている。